2008年10月20日
新しい仲間が増えました

『リーダーズ英和辞典第2版』、研究社。
いわずと知れた名辞書ですが、今まで不思議と持っていませんでした。
OALDの時と同じなのですが、大体辞書を引くことが少なくなっていたので買うタイミングを逃していたんですね。
今回、本格的に出版を目指した翻訳を始める機会に恵まれた(出版できるかできないかはわかりませんが)のでこれを気に購入することを決意しました(購入資金はスポンサー(笑)から出ています。ありがとう、mum'n dad)。
実はこの辞書を使うの自体は初めてではない(研究室においてあるので)が、なんだかやはり自分の所有物として接する分にはまた感慨深いものがありますね。
そして一番いいのは、やっぱりこの辞書も紙媒体であるということ。もちろん、CD-ROMバージョンもありますが。
基本的に僕は紙媒体の辞書を使います。電子辞書はもってません。実は高校生の頃に買ってもらったものを大学の始めまで持っていましたが、寿命を迎えたのか、故障してからはずっと紙媒体の辞書をつかっています。
電子辞書は紙媒体に比べて構造的に「弱い」です。高所から落としたらまず間違いなく壊れるし、水にぬれても致命的です。紙辞書の場合、ぼろぼろになったり、濡れるとふやけたりするけれども、まずそれでコンテンツが利用できなくなることはない。電池が切れて情報を参照できなくなることもありません。
辞書にそんなタフネスは求められないと思われるでしょうが、実は結構重要です。
大切に持っていたとしても、落っことしたりするのは避けられないし、水害というのは日常生活の中で常にその危険性と隣り合わせていなければいけません。コーヒーやお茶、時には涎でさえ精密機器にとっては脅威的な存在です。
そして、そのようなタフネスに加えて紙辞書の利点はその「歴史の保存性」にあります。余白にメモをしたり、単語にマーキングをしたり、自分の使用歴というのが簡単にかつ確実に残せます。もちろん、電子辞書でもヒストリーやらなんやらという機能はありますが、さすがにそのコンテンツに書き込みを加えることはできません。言語というのはいとも簡単に消えたり出現したり、意味が変わったり、増えたりするものなので、コンテンツに後天的に書き込みことができる機能というのは非常に大事です。
時に電子辞書またはPCの辞書は引くときのスピードの速さに利点を持つといわれますが、辞書を引くという行為が身体化した人間にとってはいちいち文字をタイプしているよりもページをめくるほうが効率的ですし、実際にスピード的にも変わらないかもしくはむしろ早い場合すらあります。僕はそこまで早くないですが、中学生のころやたらめったら辞書を引くのが早い先生なんかがいました。どう考えてもデーターベースの辞書を引くのより早いと思います。
しかしながら、最終的になによりも僕の心をひきつけるのは、はやり紙媒体というアナログ(この使い方は正確には誤用ですが)性ですね。ぺらぺらめくって楽しむという、辞「書」ならではの機能を保持しているところがなによりもいいですね。
なんとなしにめくっているときにこそ、意外にもおもしろい言葉に出会うものです。
[frizzy→縮れ毛の]
うーむ。芸人の東野さんがよくこれをネタにしていましたね。
上記の語との関連で、
[frizzle→(肉などを)ジュージュー音をたてて揚げる、炒める、焼く]
これで朝ごはんを作ってほしいときに困りませんね。いや、別にほかの言葉でもいえるけど。
目的を持たずになんとなしに開いても楽しめるのが紙辞書のいいところではないでしょうか。
Posted by D-Drops at 14:44│Comments(0)
│にとろの日記