2008年10月18日
黒猫といえば、ジジ

うちの大学には猫がたくさんいます。購買の周りに生息していてお昼時には学生たちのお弁当をねだりにのそのそと現れています。
ほのぼのとする風景ですが、この猫たちの出現の歴史をたどると少し心がいたみます。
友人曰く、あの猫たちは以前大学の隣にあった喫茶店の店主が面倒をみていた猫たちだそうだ。
今その喫茶店があったところにあるのは、うちの大学の駐輪場。
せっかく作ったのに、「近隣住民の苦情」の結果現在使用不能になっているもったいないスペース。
駐輪場建設の際には、曰く、ゆるやかなプレッシャーのもと「円満に」交渉が進んだ、そんなスペース。
当時そこで面倒を見てもらっていた猫たちは置き去りにされ、しかたなしにお隣の大学へお引越し。
あぁ、彼らは難民、もとい難猫たちではないですか。ディアスポラですね。
なんとなく、座りながらカップめんを食っているところに現れた猫に、猫舌の黒猫に申し訳程度しか入っていない具を分け与えながら切ない気分になりながらそんなことを考えていました。
まぁ、正直な話、上記のストーリーは友人から伝え聞いたものだから全然信用はできないものだけれども、もしそれが現実から乖離した、いわゆるフィクションであったとしても切ない話ですね。飼い主は今どこに・・・?
Posted by D-Drops at 20:16│Comments(0)
│にとろの日記