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2008年10月27日

ここぞというときこそ

意外にやる気はでないもんです。

水曜日に多少踏ん張らなければいけない系の授業がありますが、まったくレジュメ推敲する気がおきません。

物事は概してそんなもんです。

そういえば、先日こんな本を購入しました。

ここぞというときこそ



ジョン・オカダ『ノー・ノー・ボーイ』中山容訳、晶文社、1979年。

原書はもっていたんですが、つい最近アマゾンのマーケットプレイスで見つけてしまったので即買い。

僕の購入したのが第六刷の版だから、結構でてる本なのに、全然知名度がありません。

アジア系アメリカ文学を扱う人には結構有名だとおもいますが、なかなか流行らんね。

テーマとしては、2世日系アメリカ人の心的葛藤を描いているもの(と僕は読んでいます)。

日本・アメリカ間でのアイデンティティの揺らぎ、戦争に行かなかった若者の疎外(感)、等非常に繊細なタッチで見事に描き出しています。

アメリカ文学の知識がなくとも全然楽しめます。図書館なんかには大抵入ってるとおもうので、是非読んでみてください。

英語が読める方は是非原文で。繊細な中にパワーを感じさせる良文です!


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